横山秀夫F県警捜査一課シリーズのサスペンス。再放送「囚人のジレンマ」です。
「密室の抜け穴」と同じく、東出刑事が中心になって、事件捜査にあたる作品です。
所轄内で殺人事件が連続発生。捜査一課の刑事が全て駆り出される事態に。
ある日、郊外で女性の遺体が発見され、一班朽木警部が不在の中、三班から東出刑事が出向して事件捜査の指揮をとることになる。彼女は既婚の身でありながら、素行が悪かった。続いて、料理人の男性が川に浮いて発見される。遺体は川の水を飲んでおらず、殺人であることに疑いの余地はなく、二班の楠見警部が担当することに。さらに、マンション内で証券マンの男性が焼き殺される時間が発生し、村瀬警部率いる三班までもが出払うことに。
各班がそれぞれの事件捜査にあたる様、警察の県警本部に張り付く報道の人間とのやり取り