保護猫レディのエピソード
我が家には今、保護猫のレディとボーイがいます。
これは、初めてのにゃんこ、パステル三毛のレディを我が家にお迎えした頃のお話。
正直、私は猫と暮らすことになるとは全く考えていませんでした。
2021年年明け早々に今の住まいに引っ越しました。前の年からコロナ禍で思うように外出できなくなり、暮れには新居への入居手続きや新しく必要になる家具を買いに行ったり、夫が体調を崩したりとバタバタしながら、ようやく新居へ入居し、まだまだ片付けもしなければいけない時に、その忙しい合間に連れて行かれたのが、市内の保護猫・保護犬施設。
そこで会ったニャンレディを我が家にお迎えしたのです。施設で抱っこした時に、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれた彼女。でも、その時、猫風邪をひいていて、もう少し体調が良くなるまでお世話をしていただいてから、改めて引き取らせていただけることになりました。
猫風邪で元気もなく、目も潰れて小さかった…
それから2週間後の週末。彼女は、仕事帰りの夫に連れられてやって来てくれました。2020年2月26日金曜日のことでした。
でも、ごめんね。
キャリーの中でまだ警戒している彼女を半ば強引に引っ張り出してしまい…今でも反省しています💦ソファの下に潜り込んで、お尻をこっちに向けたまま、なかなか出て来てくれませんでした。ホントごめん…
ま、3時間後には、猫じゃらしに飛びついていましたが…
それでも、その週末は、こ〜んな感じにソファのクッションの影に隠れたりしていました。
けれど、それほど時間のかからないうちに普通に振る舞ってくれるようになり、
こ〜んな愛らしい姿を見せてくれるようになりました。
今まで、猫とは暮らしたことのなかった私。最初は、テーブルの上に飛び乗ってお皿をひっくり返したり、花瓶を倒したり、猫というのはそういうことをする生き物だと思っていて、だから、一緒に暮らそうとは思っていませんでした。が、テーブルやカウンターの上に飛び乗りはするけれど、基本的にモノは避けて歩くんですね、うまいこと。
ちなみに、下を見下ろしている写真は、この下をルンバさんが蠢いているのをガン見しております。SNSには、ルンバに乗る猫さんも結構いるようですが、我が家のレディにとっては、ヤツは天敵らしい。
お約束ですが、パソコンの邪魔をしに来てくれたり、トイレで水を流した後に…
ジャストフィットしております。
食器洗浄機にも興味があって、食洗機のホースからお水が流れるのを待っております。そして、水が流れると、手、じゃなかった、あんよを出しております。
そうそう、あんなに小さかったお目めもこんなにパッチリ!
我が家の新しい家族は、結構キリッとした顔立ちの美人にゃんこさんでした。
我が家に来た頃は、「ニャ、ニャ」としか言えなかった彼女ですが、最近では「なぁーん」と自己主張するように遠吠えして、「あたち、こっちにいるの、構って、遊んで」とアピールもするようになりました。
しかし…前足でカリカリッとすれば動く引き戸も、その前に座って、こっちが開けるのを待ってるという、割とお嬢様気質。
ツン多め時々デレでしょうか。
施設でも彼女の生年月日は不明。病院で大体の月齢を聞いて、誕生日は我が家にて2019年11月1日に決定。今や、我が家の暮らしを彩ってくれる愛しい存在です。
余談ですが、池田あきこさんの「Wachi Field 猫のダヤン」が子どもの頃から大好きで、ちょっとレディがダヤンに似ている気がするYururiです。